2024.08.07

残暑と言えども、日中はまだまだ暑さの厳しい日は続いていますね。
気温が高いと、ついエアコンで涼むことが増えてしまいがちですが、使いすぎには要注意！毎日長時間使うと自律神経の乱れや冷えなどの体調不良を引き起こす場合もあります。
エアコンにだけ頼るのではなく、自然を利用して涼をとることも大切です。
風を通して太陽光を遮る、自然に優しいエコな暑さ対策も取り入れてみてはいかがでしょうか。

１.生垣

プライバシーと涼しさを両立できる

見た目が美しく、季節を感じられる生垣は景観に溶け込みやすく、違和感を残さずに外からの目隠しができます。
2ｍ以上の高さを保てる高垣という種類もあるので大人の目線でもしっかりと隠すことができます。
定期的な手入れは必要となりますが、高さを保ちつつ風を通すこともできるので室内に入る風を邪魔することなく快適な住環境作ることができます。
一方生垣の代用によくあげられるブロック塀は控え壁等の安全対策を取らないと1.2ｍまでしか施工できず大人の目の高さまではカバーできません。 また、風や光が入りにくく湿気が溜まってしまったり、暗い印象になってしまうこともあります。

意外と知らなかった生垣の役割

生垣といえば目隠しでの効果を考えがちですが、実は防風、防音、防火の効果もあります。
生垣の植物は強風から家を守り、周囲の音を和らげ吸収してくれます。
また、樹木は多くの水分を含んでいるので、火災の際には延焼をおさえる防火効果があることも言われています。

さらに、生垣は地震に強く仮に倒れてもよほど大きな樹木でない限り人命を奪うほどの事故にはなりません。

２.植栽

中高木を配置し直射日光を遮断

中高木を植え木陰を作ることで日差しを遮り室内の温度上昇を軽減させることができます。
夏場は日差しを遮り涼しく、冬場は日の光を取り込み暖かくしたい場所には落葉樹を植えることで夏も冬も効果的に自然を利用でき快適に過ごすことができます。

グランドカバーで地面の温度上昇をふせぐ

グランドカバーで地表を覆うことで地表の温度上昇を抑制し、空間全体の体感温度を抑えることができます。
グランドカバーで覆われた地面は日向のアスファルトと比べると10℃以上低くなることがあり、ヒートアイランド現象も軽減にも一役買ってくれます。
さらにグランドカバーにはたくさんの種類があり花の咲くもの、丈夫なものなど自分の生活スタイルや好みに合わせて選べるのも魅力の一つです。

３.サンシェード

サンシェードは窓から入る熱を軽減することができます。

サンシェードとは屋外に設置する日除けで、室内温度を下げる効果があり、快適な空間にすることができます。
特に現代の住宅は軒の出が短いデザインが多く窓から入射する太陽熱の量が多くなっていますのでそういった住宅では特に効果があります。
昨今、自治体によって補助金が支給されることもありサンシェードを設置する方が増えてきています。サンシェードは工事費用に対してのコストパフォーマンスが高いことも理由の一つです。

自然に優しい対策で暑い夏を乗り切りましょう

いかがでしたでしょうか。
ついつい冷房を使いすぎる夏ですが、普段の生活に自然の力を上手に取り入れて快適な住環境を作っていきましょう。
弊社の所在地である熊谷市ではサンシェード設置への補助金制度もあります。（R6年度時点）
松坂屋建材は補助金申請のお手伝いも行いますので、お気軽にお問い合わせください。