花粉も黄砂も怖くない!浴室乾燥機でスマート乾燥
花粉も黄砂も怖くない!浴室乾燥機でスマート乾燥

だんだん暖かくなってきて、「春が来たなぁ」と感じるこの季節。でも、同時にやってくるのが花粉症のシーズン。
洗濯物はできるだけ外に干したくない時期ですよね。
花粉や黄砂は気になるけど我慢して外干し…なんてことありませんか?
そんなときに役立つのが「浴室乾燥機」。花粉の心配をせずに洗濯物を乾かせるだけじゃなく、暮らしをより快適にする様々な機能も備えています。今回は、そんな浴室乾燥機の魅力をお届けします。
●浴室換気扇と浴室乾燥機の違いは?

・浴室換気扇とは
その名前の通りシンプルな換気機能を備えています。浴室内を換気し、湿度を抑制しながら臭いなども排出するのが目的です。
・浴室乾燥機とは
換気扇の機能にプラスして様々な機能が搭載されているのが、浴室乾燥機です。
空気を入れ替える換気機能とともに、浴室内を温める暖房機能やお風呂場に干した洗濯物を乾燥させる機能も付いています。
現在はその他にも色々な機能を備えた商品も販売されています。
主な機能として
・涼風機能:お風呂場を涼しくするために風を送る送風機能。
・ミストサウナ機能:温かいミスト(霧)を発生させ浴室内に噴霧し発汗作用を促し、体を芯から温める機能。
などがあります。
●浴室乾燥機って何がいいの?
浴室乾燥機って必要なの?と迷う方も多いはず。
導入する魅力と気を付けたいポイントを上げてみましょう。
導入する魅力は?
・花粉も黄砂も気にせず干せる
なんといっても花粉や黄砂を気にせず干せるのが大きな魅力です。
もはや国民病となっている花粉症。そんな花粉を気にせずに洗濯ができます。
・天候に関係なく洗濯物が乾く
雨の日や曇りの日だと洗濯物がいつ乾くか分かりません。
明日着ていきたいけど乾くかな・・と心配する必要がなく、家事のスケジュールが思い通りに進むようになります。
特に、急ぎで乾かしたい衣類がある時にも大助かりです。
・導線が短くて楽!
多くのご家庭では洗濯機が脱衣所に設置されているかと思いますが、物干し場がベランダもしくは屋外の場合、洗濯物を干し場まで運ぶことはかなりの手間や負担がかかります。
一方、浴室乾燥機なら洗濯場が隣り合っているため洗濯物を運ぶ導線が短くでき手間や負担が軽減できます。
・ヒートショック対策になる。
冬場の冷えた浴室は、急激な温度変化によるヒートショックのリスクを高める原因の一つです。
浴室乾燥機に備えられている暖房機能を使えば、入浴前に浴室を暖めておくことができ、快適で安全な入浴環境を整えることができます。
特に高齢者や小さなお子さんがいる家庭ではおすすめです。
気を付けたいポイントとは
・光熱費がかかる
浴室乾燥機の機種やメーカーなどによって差はあるものの、電気代は1時間あたり約30~50円といわれています。洗濯物を乾かすのに浴室乾燥機を1回4時間使ったとして計算すると、電気代は1回あたり約120~200円となります。(電気式の場合)
当たり前のことですが外やベランダに干せば0円で乾かせますのでコストがかかる点が明確なデメリットとなります。
・干すスペースに限りがある
洗濯物を干せるスペースは浴室内のみなので外やベランダに洗濯物を干すときと比べてどうしても干せるスペースが狭くなってしまいます。
家族が多い場合や洗濯物がたくさん出る家庭の場合は、1度にすべての洗濯物を干すことが難しいケースもあり複数回に分けて干す必要があるため、手間も時間も余分にかかってしまいます。
●浴室乾燥機の熱源は2つの種類があります
浴室乾燥機の熱源の種類は大きく分けて電気式とガス式に分けられます。
暖房と乾燥に使う熱の発生のさせ方に違いがありますので参考にしてみてください。
電気式
電気式は電気を熱源とするもので、電気ヒーター式とヒートポンプ式の2つがあります。
電気ヒーター式は乾燥機内で熱を作り出し乾燥させるもので、ヒートポンプ式は外部の空気を温めて熱を作り出し乾燥させます。
・メリット
電気式のメリットは、浴室乾燥機としての設置スペースが少なくてよいことです。
室外機にあたる部分が室内機と一体化しているため、浴室に取り付けやすく、また、本体の購入費用もガス式に比べてお得なため、設置しやすい点もメリットです。
耐用年数が終わった際の取り替えコストも安くなります。
・デメリット
デメリットとしては、ガス式に比べると温風のパワーが弱いため乾きにくいという点が挙げられます。
時間をかけないとなかなか洗濯物が乾かないため運転させ続けることとなり、結果的にランニングコストもガス代に比べると高くついてしまう点がデメリットです。
ガス式
ガス式は温水式浴室乾燥機ともいいます。
浴室外に設置する熱源機で温水を作り、循環させ、その熱を放出することで浴室内を暖める仕組みです。
浴室暖房に使う専用回路を備えた熱源機が必要になるため、新規で設置する際には専用の給湯器を設置する必要があります。
・メリット
ガス式は電気式と比べ温風にパワーがあり、早くしっかり乾かせるというところが大きなメリットです。
約2人分の洗濯物2kgを乾かすとして、電気式の乾燥時間は2~3時間かかるのに対し、ガス式は1~2時間で乾きます。
乾燥にかかる使用時間も少なく済むため、コスト面においても光熱費を安く抑えられる場合もあることもメリットの一つです。
・デメリット
ガス式のデメリットとしては、給湯機ごと交換するために設置コストが高くなるということが挙げられます。
設置が可能かの確認も必要です。
電気式がいいかガス式が良いかは住宅の様式や各家庭のライフスタイルでも変わってきます。
メリットデメリットを参考に自分に合わせた浴室乾燥機を選んでみてください。
いかがでしたでしょうか。
浴室乾燥機は既存のお風呂へ後付けすることができる場合もあります!
メリットも多い浴室乾燥機。
リフォームをお考えの際はぜひ浴室乾燥機も自分の生活スタイルに合わせて検討してみてください。
ショールームで実際に体感することも可能ですのでお電話、またはお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。